ナショナル・ポートレート・ギャラリー

日本の文化や絵画ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパではポートレート(肖像画)が非常に盛んで、優れたものも多いです。

そんな肖像画を集めたのが、ナショナル・ポートレート・ギャラリーです。ナショナル・ギャラリー同様、イギリスのロンドンにあります。

●ナショナル・ポートレート・ギャラリー the NATIONAL PORTRAIT GALLERY

「ブロンテ姉妹の肖像画」がある美術館です。

チューダー朝時代から現在までの、イギリス歴史上の人物のポートレート・・・肖像画・・・のコレクションです。

時代別に上の階から下の階へと展示されています。イギリスロンドンっ子のお気に入りは、エリザベス2世の幼少のころの写真だとか・・・。

ナショナル・ポートレート・ギャラリーは、ナショナル・ギャラリーのすぐ隣です。訪れる際には、いっしょにどうぞ。

なお、近年増築され、コンピュータを駆使したIT・ギャラリーやレストランがオープンされました。

開館時間等は、ナショナル・ギャラリーと同じで、毎日、10時~18時。水曜日は、21時までです。ただし、お正月元旦、12月24~26日、グッドフライデーはお休みとなります。

グッドフライデーとは・・・「聖金曜日(せいきんようび)」のことを言います。イエス・キリストの受難と死を記念する日。キリスト教の用語で、 復活祭の前の金曜日をさし、キリスト教を信仰する国や地域では、施設がお休みとなることがあるので観光のさいには注意しましょう。別名「受難日」、「受苦日」と呼ばれることもあります。また、正教会では「 聖大金曜日 」。

ちなみに、ナショナル・ギャラリー同様、料金は無料です(特別展のみが有料となります)。

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美術史を「予習」してから、美術館へ・・・

ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。

オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。

こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?

印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。

1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。

光と空気で対象を包み込むように描かれています。

また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。

有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。

フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。

いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。

専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。

少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。

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