ポンピドゥー・センター

美術、芸術に関心の高い人にとって、フランス・パリの「ピンポドゥー・センター」は、夢のような時間を保証してくれる場所かもしれません。

派手な赤、青のパイプの柱や、丸いチューブのエスカレーターや階段・・・何と、外側にあります!・・・中をのぞくと、天井やパイプがむき出し・・・ここは倉庫か、それともまだ建設途中なのか?と思わず首をかしげてしまう空間です。

ここは、かつての大統領ポンピドゥーが提唱して作られた、美術館?博物館?・・・現代芸術の総合的空間です! 

ポンピドゥー・センターの4階と5階・・・フランス語では、3階と4階にあたります・・・は、「国立近代美術館」となっています。モナ・リザもいいし、ミロのヴィーナスもいい・・・でも、もうちょっと現代の作品にも触れてみたい!という人にお勧めの美術館です。

ポンピドゥー・センターの国立近代美術館は、主に20世紀の芸術を紹介しています。常設展示は、ピカソやミロです。

ポンピドゥー・センター自体が、とても自由な芸術空間です。そしてこの美術館も、展示スペースを贅沢に大きくとり、作品のひとつひとつをとてもゆったりとした気持ちで観ることができます。外光をうまく取り入れ、また制御するオルセー美術館の構造もそうですが、さすが芸術の都パリだけあって、芸術を本当に最高の環境でみせる技術に驚かされます。

ポンピドゥー・センターの国立近代美術館は、窓を大きくとり、そこからはパリの街を一望できます。椅子もあって、またこの椅子が座り心地がいいのです!

ゆったりとアートの世界に浸ることのできるセンターであり、美術館です。

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美術史を「予習」してから、美術館へ・・・

ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。

オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。

こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?

印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。

1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。

光と空気で対象を包み込むように描かれています。

また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。

有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。

フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。

いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。

専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。

少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。

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