パリでお勧め個性派美術館

●ジュ・ド・ポーム国立ギャラリー

以前は印象派の美術館として多くの名作を展示していましたジュ・ド・ポーム国立ギャラリー。

しかしオルセー美術館にこれらの作品が移動されてからは、しばらくの間閉鎖されていました。

が、その後、改装工事を終え、ふたたび1991年にオープンしました。

場所

チュイルリー庭園のコンコルド側です。オランジュリー美術館とちょうどついになる形で建っています。

新しくなったことに伴い、展示内容も大幅にリニューアルされました。現代美術専門の美術館となったのです・・・外観はかなりクラシックですが・・・。

所蔵作品を展示するだけでなく、常に企画展を行って新たな道を開こうとしている点はみなうものがあります。吹き抜けを利用し、ガラス窓を広く取った、明るい開放的な内部は、絵画を楽しむのにすばらしい環境を与えてくれます。

じっくり観て、疲れたときには、中2階のカフェへどうぞ!

おしゃれなカフェで、グラス・ワインを楽しむこともできます。

●オランジュリー美術館

ルーヴルやオルセーとは、また別に、ここを目当てでパリに来る人もいる・・・きっと!・・・に違いないほど、素晴らしく、価値の高い美術館です。

あのモネの「睡蓮」に出会えるのが、この美術館なのです。作品数はさほど多くありませんが、それだけに選び抜かれた逸品ぞろいです。

印象派、近代の作品を中心としたコレクションとなっています。これらが画商のポール・ギョームと、その夫人、および夫人の2番目の夫ジャン・ワルターによって集められたものと言われます。

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美術史を「予習」してから、美術館へ・・・

ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。

オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。

こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?

印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。

1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。

光と空気で対象を包み込むように描かれています。

また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。

有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。

フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。

いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。

専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。

少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。

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