~美術館~ ロンドンの現代アートの美術館
ナショナル・ギャラリーなど、いわゆる巨匠たちの作品を展示する美術館だけでなく、現代の「勢いにのった」アーティストたちの作品を展示しているアートギャラリーがたくさんあるロンドン。
たとえば、ホワイトチャペル・アート・ギャラリーや、アイシーエー・ギャラリーなどがそうです。
イギリスロンドンの歴史的な芸術の素晴らしさ・・・荘厳さ・・・に感動し、感慨を覚えながらも、圧倒されっぱなしで、少々お疲れの方?いらっしゃいませんか?
そんな方は、たまにはこうした若いエネルギーにあふれたアートギャラリーを訪ねてみられてはいかがでしょう?
かしこまることなく、また「しっかり予習して!」と力むことなく、気楽なきもちでふらっと立ち寄ることが、こうしたアートギャラリーで本当のアートに心を触れさせる秘訣かもしれません。
●ホワイトチャペル・アート・ギャラリーWHITECHAPEL ART GALLERY
現代アーティストと呼ばれる人たちの作品が中心です。
肩の力を抜いて、ふらりと立ち寄るのに絶好のギャラリーかもしれません。カフェもあります!疲れた足をしばし休めて、ロンドンの(どんより曇った・・・)空を見上げてみてはいかがでしょう?
開館は、火曜日~日曜日。11時から17時。水曜日は20時までです。
月曜日、祭日、クリスマスは各自ご確認ください。
料金は基本的には無料。特別展のみが有料となります。
●アイシーエー・ギャラリーICA GALLERY
ICAとは「現代芸術協会(INSTITUTE OF CONTEMPORARY ARTS)」です。アイシーエー・ギャラリーは、この協会が運営する美術館です。「アート」の最新の秀作をみることができます。
ただし、作品が展示されていないこともあるので要注意。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。
オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。
こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?
印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。
1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。
光と空気で対象を包み込むように描かれています。
また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。
有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。
フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。
いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。
専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。
少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。
スポンサード リンク