~美術館~ エルミタージュ美術館
ロシアの「エルミタージュ美術館」は、フランス・パリのルーヴル美術館に匹敵するといわれる美術館です。
ロシアのサンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館。
ここは、パリと同様、芸術の都として名高く、芸術の北の古都と呼ばれています。
主な所蔵作品には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「聖母ブノワ」や、同じくレオナルド・ダ・ヴィンチによる「リッタの聖母」、そしてゴッホの「夜の白い家」も有名ですし、マレーヴィチの「黒の正方形」も必見です。
レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、ルーヴル美術館に「モナ・リザ」があります。まずはパリで「モナ・リザ」を観て、その感動をさらに高めるために?今度は、ロシアへ行き、エルミタージュ美術館で「聖母ブノワ」や「リッタの聖母」をじっくり堪能しよう、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
絵画は、現在、同じ画家のものでもその出生地や作品を生み出した土壌とはまったく違う土地へ「お嫁入り」しています。好きな画家の、あるいは芸術思潮の作品を求めて、世界を回る・・・すばらしく贅沢な、幸せな旅となるでしょう。
エルミタージュ美術館は、世界に分館をもっています・・・オランダ・アムステルダムの「アムステルダム別館」、イギリス・ロンドン・サマセット・ハウス内にある「エルミタージュルーム」、そしてアメリカ・ラスベガスには、「グッゲンハイム・エルミタージュ美術館」があるのです。
大御所であるロシアのエルミタージュ美術館を訪れたら、次にこれらの分館を回ってみるのもいいですね。
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ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。
オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。
こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?
印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。
1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。
光と空気で対象を包み込むように描かれています。
また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。
有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。
フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。
いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。
専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。
少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。
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