王立芸術院

イギリスロンドンの「王立芸術院 ROYAL ACADEMY OF ARTS」では、個人所有のコレクションを一定期間、アカデミーが借り受けて、展示しています。

アカデミーがその所有者から順に借りていくため、展示物はどんどん変わります。したがって何度訪れても、いつも新鮮な感動を得られる美術館なのです。

情報誌(タイムアウトなど)で、現在の展示について調べてから訪れたほうがいいでしょう。

通常、ロンドンの著明な美術館(ナショナル・ギャラリー、ナショナル・ポートレート・ギャラリーなど・・・)は、特別展示を除いて料金は無料のところが多いのですが、この王立芸術院は、有料です。しかも、料金は展示内容によって変わるのです・・・。

とはいえ、通常、お目にかかれない世界の名画を観ることができるのですから、ロンドンを訪れた際には、ぜひ、よってみてください。

こんなに素晴らしいものを「個人で所有」している人ってどんな人なのだろう?と思ってしまいます。日本ではあまり考えられませんが、特にヨーロッパなどでは、こうした個人で素晴らしい、世界的なコレクションを所有している人がいるのです。でも、それを一般公開して、こうして私たちにも「拝ませて?」くれるのですから、嬉しいものです。

また、この王立芸術院の建物にも注目!

この建物は、イギリスの著明な建築家であるBurlington伯のデザインによるものです。彼は、有名なパトロンでもあった人です。

王立芸術院 開館時間

毎日10時~18時。入場は17時30分までです。

グッドフライデーと12月24~28日はお休み。

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美術史を「予習」してから、美術館へ・・・

ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。

オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。

こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?

印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。

1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。

光と空気で対象を包み込むように描かれています。

また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。

有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。

フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。

いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。

専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。

少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。

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