~美術館~ ルーヴル美術館の主な展示物
ルーヴル美術館の所蔵作品は7部門(古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャ・ローマ、彫刻、絵画、デッサン、美術工芸)に分かれています。
3つの代表的な美術館・・・ルーヴル美術館、オルセー美術館、そしてポンピドゥー・センターが、古代から現代までの時代を3つにわけてそれぞれが分担しているといえます。
ルーヴル美術館が古代~1858年を、オルセー美術館が2月革命~第1次世界大戦までの1858年~1915年、そしてポンピドゥー・センターが、1915年以降~と、3大美術館で各時代をすべて網羅しているのです。
そのうちルーヴルに所蔵される代表的・・・つまり、絶対に見逃してはならない!?・・・作品は?
●「ナラム・シン王の戦勝碑」
●「グデア頭像部」
●「ハムラビ法典」
●「書記坐像」
●「アメンヘテブ4世像」
●「ランバンの騎士」
●「サモスのヘラ女神」
●「乙女の行進」
●「サモトラケのニケ」
●「ミロのヴィーナス」
●「アヴィニヨンのピエタ」
●「シテール島の巡礼」・・・ワトー
●「ナポレオンの戴冠」・・・ダヴィッド
●「大オダリスク」・・・アングル
●「民衆を率いる自由の女神」・・・ドラクロワ
●「メデュースの筏」・・・ジェリコー
●「モナ・リザ」・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ
●「ロランの聖母子」・・・ヤン・ヴァン・アイク
●「自画像」・・・デューラー
●「老画家の肖像」・・・レンブラント
●「レースを編む少女」・・・フェルメール
●「えび足の少年」・・・リベラ
●「溺死の奴隷」・・・ミケランジェロ
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ルーヴル美術館のモナ・リザや、ミロのヴィーナス。
オルセー美術館のモネやマネといった印象派の珠玉の数々。
こういった「印象派」の作品というのは、具体的にはどのようなものなのでしょう?
印象派は、マネの「オランビア」・モネの「ルーアン大聖堂」・ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」・ドガ「浴女」・その他ピサロなどが有名です。
1860年代頃、フランスのサロンに反対して起った派で、対象の瞬間を印象付けようとしたものです。
光と空気で対象を包み込むように描かれています。
また、印象派以外にも古代オリエントやローマを別にしても、ルネサンス以降にいろいろな派閥が登場しています。
有名なルーヴル美術館のミロのヴィーナスは、古代ギリシャ、ヘレニズム時代の作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」はルネサンス期にあたり、14世紀のイタリアではじまり、16世紀まで続いた「古代ギリシャ・ローマの復活と再生の時代様式」と言われるものです。
フランドル絵画、オランダ絵画、バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義、点描派や後期印象派など・・・。
いろいろな派閥があり、美術品にあまり詳しく一般的な人は戸惑ってしまうことでしょう。
専門家ではないのですから、詳しく論じられる知識を身につける必要はありません。しかし、知っているのと知らないのとでは観る目が違ってきます。
少し「予習」をして基本的な知識を身につけてから美術館めぐりをすれば、そうでない場合に比べて作品をより堪能できることでしょう。
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